はいはい、また同じパターンね。
恋愛ってほんとうに面白いの。表向きの「もう失恋なんてしたくない」っていう気持ちと、その奥にある潜在意識が、まったく違うことを願っている分野だから。
あなた、いくら「こんな経験は嫌だ」「もう失恋はしたくない」と言ったところで、そこで何かを学ばない限り、ちゃんと同じことを繰り返すように、ほんとはなってるのよ。
避けることだけしていたら、永遠に納得がいかない。だから納得がいくまで、同じパターンを何度でも繰り返す。問題から逃げようとすればするほど終わらなくて、逆に一度しっかりやらせてもらって、納得のいかなかった部分にちゃんと納得がいったとたん、あっさりさっぱり前に進んで、次の相手をすんなり見つけてくる人もいる。このあたりの加減が、けっこう面白いところなのよね。
たとえば、あなたがずっと「いい子」でいることに慣れてしまって、恋愛がうまくいかなくても「どうなってるの?」と聞けないでいる、としましょう。
それで本当に納得しているなら、それでいい。でも本当のところは、「どうなってるの? ちゃんと教えてほしい。私だって、とことん知りたい」って願っているとする。
その願いを、「いやいや、聞いたら関係が終わる。聞かないのが正解。聞いてだめだったときが怖い」っていう恐れから(思いやりからの選択なら、それは別の話だけど)閉じ込めてしまったとする。
その願いは、消えずにずっと残る。「あの恋愛、だめだったのかな、よかったのかな」「なんか納得いかない」って、何年も気にし続ける羽目になる。
すると次の恋愛でも、同じように優しくしてくれない人を選んで、「ねえ、愛してるよね? 愛してるよね?」って、聞くことそのものが目的になった、いらいらして怖がりながらしがみつくような恋愛を、また作ってしまったりする。
そこで課題がちゃんと終わって、「ああ、私はこれができた。本当に心とつながって、納得がいった」っていうところまで行けたなら、次の恋愛はすごく早くやってくる。というより、ほぼ同時に引き寄せたりもする。
それと、恋愛にはたいてい、幼少期の課題がそのまま投影されてる。本当に納得がいかなかったこと、本当に聞きたかったこと、自分が自分を裏切ってしまった部分――そこをちゃんと整理すると、前向きになれることが多いのよね。
ここには多少コツが必要で、「親から優しくされた」と想像するだけじゃ意味がない。本当の真実を探す必要があるの。
親が本当に愛してくれていたのなら、それを心がしっかり受け取れていることが大事。理屈や理念で「わかってる」だけじゃ、人はまったく変わらないから。
逆に、親に何か問題があって、子供に優しくできなかったとしても――それはそれとして、自分自身の真実とつながって、「それとは関係なく、私はまったく大丈夫」っていう安心感に、深くつながり直す必要があるわ。